やぶ田フアーム
化学肥料の代名詞
硫安



 環境保全型フクシマハウス有機農法の案内資料、拝見しました。原発被曝汚染に苦しむフクシマ農業が「化学肥料」や「農薬」をふんだんにつかう慣行農法への逆もどりはあり得ないという見識が出発点になっています。 


 現実に、世間は「化学肥料はよろしくない」という認識をしていません。有識者にも「化学肥料のナニが悪いのだ、どこが悪いのだ」と言っている方がおられます。私は近年、化学肥料について述べる時、「化学肥料」→ 「化学肥料の代名詞」 →「硫安:硫酸塩とアンモニウム)という表現の仕方をすることが多いです。
 
 化学肥料の代名詞「硫安」の中身は「硫酸塩」と「アンモニウム」で、即効性はありますが、窒素分が吸収された後に硫酸イオンが遊離し、硫酸や硫酸カルシウムとして残り土壌を酸性化させます。お百姓さんにとって、畑に塩をまくことはご法度とされており、塩を用いることは、最後の手段とされています。年配の方ならご存知でしょう。本来我が国は世界の歴史より、5年も早く硫安を製造していたのに、なぜか使わなかった。理化学研究所の判断は素晴らしいものだと思います。


back