自然栽培の出発点
「団粒構造」の土壌づくり!
その1



農地を
自然界の団粒構造の土壌に戻す!


慣行農法における「硬盤層」

自然の大地は「階層構造」です。微生物、光、水、エネルギー、虫、植物、根っこ、ミネラル全てはつながっているのです。
耕すことで 階層構造が破壊され、肥料をやらなくては作物が成立しなくなり、肥料を与えます。
肥料を与えると、植物は肥料を選んで、他の助けが無用に成り、微生物を排除します。その結果、自然界との隔壁、硬い土の層ができます。それを「硬盤層」と呼びます。


硬盤層ができる理由?

「団粒構造」の土壌は、微生物が腐植物に粘土粒子を粘液などでをくっつけて、ミクロとマクロの間隙をつくり、それらが集落となったものです。
良い土とは水はけが良くて、水持ちが良いと言われていますが、それは微生物が創った「団粒構造」の土壌ですが、大地にクワを入れることで、この微生物の繁殖環境が破壊されます。

本来自然界では、微生物の繁殖環境に植物が同居させてもらって成長しますが、この環境が破壊され、そこで、植物の成長のためにということで、肥料をまいてすってもらうことになる。しかし、植物は肥料をもらうことで 微生物の世話になることを拒否するようになります。

さらに、植物は根から微生物に対して繁殖をやめるように命令する指令物質を放出します。微生物が繁殖をやめると、腐植と粘土粒子のマクロとミクロの隙間がなくなり、含気も保水もなくなり、その結果「硬盤層、犁底盤、肥毒層」が形成されます。

硬盤層、犁底盤、肥毒層」の形成は、微生物が繁殖をやめた結果、土壌の中に隙間がなくなった結果です。
「じゃあ、微生物を繁殖させればいいのか?」
「そうです」
「なんだ、そんな簡単な事か」

「硬盤層」は大型機械の踏圧で形成されるものではありません。自然栽培をやられている方たちは、畑に機械を入れることを踏圧が団粒のマクロとミクロ間隙に影響をあたえるという理由で嫌っていますが、硬盤層ができる理由は別のところにあったのです。


「団粒構造」の土が造れれば

 「団粒構造」の土は、保水性が良く、排水性もよく、腐食した植物を骨格に程良い大きな隙間と小さな隙間が存在します。この「団粒構造」の土は「微生物」によってつくられ、「微生物」は団粒を棲み家とします。「微生物」が繁殖している土壌で植物が共存し、相互に繁栄しあうというわけです。

 過度な耕起は、この「団粒構造」を破壊し、微生物が繁殖できなくし、作土の下に「硬盤層」をつくり、水も空気も作物の根も深く通さなくします。こうした土壌環境での農業では、化学肥料や農薬の使用が不可欠になります。従って、「団粒構造」の土がつくれれば、自然有機栽培もあり得るというわけです。

 自然栽培の収穫量は「団粒構造」の作土の深さに比例します。「硬盤層」が緩んできても作土層が硬盤層ラインを越えるところまで深くなければ、作物の根の張り具合が浅いため、収穫量に限界があります。
 「土壌加温」は深層部まで多様な微生物群を活性化させる方法で、土壌を柔らかくし、水や空気、作物の根を通しやすくする効果があります。


あらためて、自然栽培をやる前提は
犁底盤(硬盤層、肥毒層)がないこと!

 自然栽培をやる前提は犁底盤(硬盤層、肥毒層)がないこと。しかし、「耕す→肥料が要る→微生物が繁殖をやめる→土粒子の隙間がなくなる→硬盤層ができる」ということになります。
 そこで、「ヤマ川プログラム」を実施すれば、微生物は繁殖を再開し、最短16時間で硬盤層は緩んでとてもよい状態になります。傷んだ畑ほど回復に時間がかかりますが、光合成細菌(古代菌と言われ、原始地球最初の生物だそうです)を使用するのも一つの方法です。
 もともと、ヤマ川プログラムは「土のスープ、光合成細菌、酵母エキス」の3点セットが基本ですから、一回でダメなら、これを繰り返し反復(同じスープを使うか、施用後の団粒土壌を使うか選択できます)で試せば変化するでしょう。かかる費翌燻s販品でやれば数千円で3トン分(3000倍希釈です)ありますね。

 作土層は作物の根っこが繁茂する部分を指します。タンポポや大黄が繁茂したあとは とてもよい状態です。作物の収穫量は、この作土層がどれだけ深いかで決まると言われています。
 一般的には、下に深く根を下ろす麦、えん麦などを緑肥にするといいとされています。結局、作土層を深くするためには、肥料やらず、耕さず、草取らず、植物と微生物にストレスを与えないということですが、そうなれば、何もやらないことに尽きるのです。


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