主な活動のまとめ


平成13年3月26日(月) 於いて「生涯現役研究所」

日本型シックスシグマガイドライン
「ジャックウエルチのGE経営革新プロセス」
参考資料を掲載します。

第1ステップ

■成長力のある事業の絞り込み
■ピープルアウトの展開
 ・組織のスリム化、フラット化

第2ステップ

■ワークアウトの展開
 ・現場の様々な問題を提起し、不合理な業務システムを改善する全社的な活動−「シ
  ックスシグマの土台」

 1 従業員は自分の仕事の遂行方法について、社内で批判的に意見を述べることが
   許される。
 2 仕事については、実際に行っている人間が一番分かっているという考えのもとに、
   従業員に権限を与え、彼等の知識や考えを業務改善に責任を持って発揮させる。
 3 不必要な仕事はやらないようにする。
 4 業務を改善するために、問題を明確にし、解決策を出し合い、実行する、外に開か
   れた(境界のない)学習する組織をめざす。

■組織の文化的な体質転換

 11970年代までアメリカで支配的だった「指令統制型の組織」(M0型組織)の否定
 21980年代に成功をおさめた日本の「和と協調、横並び重視の金太郎飴組織」
  (M1型組織)の否定
 3人材こそ最高の資産であるという信念のもと、「フラットでネットワーク化された、社
   内外から積極的に学ぶ問題解決型組織」(M5型組織)の追求

  M5型組織の基本的特徴

  (1)多様な個性を認める組織
  (2)現場の人のやる気や知恵や知識を尊重する組織
  (3)管理をしないで、権限を与える組織
  (4)境界のないバウンダリレスな学習する組織

  M5型リーダーシップスタイルの特徴
 
  (1)経営トップと価値観を共有化する
  (2)自ら行動しようとする強い意志を持つ
  (3)部下のやる気を引き出す
  (4)ことを進める上で鋭さと厳しさがある
  (5)徹底的に結果を追求する

第3ステップ

■シックスシグマ活動の展開

 1 ビジネスの全プロセスにわたっての、「組織的な問題解決活動」としての「シック
   スシマ活動」の展開。

  (1)日本の品質管理は、「ものづくり」の場面に限られている。
  (2)アメリカの企業は、「ものづくり」の場面のみならず、経営方針や目標を実現す
     るために、顧客満足に関連するあらゆる業務の効率向上とバラツキの低減を
     目的としたプロジェクトを設定し、問題解決的なアプローチをすれば、日本製品
     に勝てるという信念で「シックスシグマ活動」を展開した。

 2 シックスシグマ活動の担い手の育成と処遇

  (1)品質問題解決のための「定義、測定、解析、改良、管理維持」という5つの活動
    場面に対応した、統計手法に基づく問題解決技法としての「シックスシグマ活動
    プログラム」の開発。
  (2)「シックスシグマ活動プログラム」にもとづいての、チャンピオン、マスターブラッ
    クベルト、ブラックベルト、グリーンベルト等の組織的なシックスシグマ活動の担
    い手の育成と強化。
  (3)シックスシグマ活動に積極に参加した人、実績を上げた人、動きの遅い人に対
    する公正、公平な評価、処遇。

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平成13年2月2日(金)

Jack Welchの「GE経営改革の本質」についての紹介

From
TheGE Way Fieldbook
Jack Welch Battle Plan for Corporate Revolution

以下、レジメを掲載します。

GEはアメリカでもっとも成功した企業。
ウエルチの経営理念に支えられ、アメリカ企業のお手本になろうとしている。
1980年 売上げ 250億ドル 利益15億ドル
1981年 ウエルチCEOに就任
1995年 売上げ 700億ドル 利益66億ドル
 ・従業員の削減 41万2000人から22万2000人へ
 ・80年代初め
  市場でトップシエアを誇る事業:照明、モーター、発電システム。
  国際競争力を持っていた事業 :航空機エンジン、プラスチック。
 ・GEの12の事業部門が市場でナンバー1か2の地位を占めている。


第一ステップ
ハードウエア再編(ダウンサイズ)
■1970年代後半〜
  鉄鋼、繊維、造船、テレビ、計算機、自動車・・・・世界市場を支配。
■日本の追い上げ(低価格、高品質な製品の提供)で、アメリカの重厚長大産業が衰退期に入る。
■アメリカのほとんどの企業は輸出できる製品を作っていなかった。
  「国際的な視野を持つ企業が、次々と世界の舞台に飛び出してくる」
■競争相手に勝つには、生産性の低い事業、管理職、従業員は整理しなければならない。
  「21世紀に世界でナンバー1か2を目指せる事業に絞って重点化する」
  ・コア事業  :照明、大型家電、モーター、輸送機、タービン、建機
  ・ハイテク事業:産業用電子、医療機器、素材、宇宙航空、航空機エンジン
  ・サービス事業:金融・情報サービス、建設エンジニアリング、原発件連サービス


第二ステップ
ナンバー1,2戦略の共有化
■経営戦略を社員全体で共有化
 ・管理職研修制度の充実
 ・率直で相互的な論議
■「3つのソフトの価値」の追求
 ・現状把握
 ・限界への挑戦
 ・新しいことへの挑戦
   −「志気、適応力、俊敏力」を高める必要がある。


第三ステップ
自主性の重視
■コントロールは足かせになる。
  ・世界は急速に動いている。
  ・管理は部下を発憤させない。
  ・部下をコントロールし、押さえ込む、必要な情報を与えない、部下にまとりついて監視することによって、
  部下に自信を与えることはできない。
■管理者でなくリーダー
  ・高度成長期は管理が必要だった。
  ・80年代は成長のチャンスを自らつかむリーダーが必要。
  ・コントロールは足かせになる。
  ・リーダーは、部下と情報を共有化し、全員が同じことを知り、共通のビジョンを持てるようになるまで、意
  志の疎通に努力しなければならない。
■ウエルチのメッセージの真意
  ・部下の仕事を邪魔するな。
  ・上司が思っているより、部下は遥かに有能。
  ・部下に敬意を示せ。
  ・いっさい口を挟むな。
  ・アメリカの経営者は、管理し、監視し、仕事がきちんと進むような構造をつくることが経営だと思いこんで
   きた。
■階層の削減
  ・かつて、GEには40万人の社員の内、副社長130人、シニアマネジャー500人、マネジャー25千人。
  ・彼らの多くは、部下の仕事を監視し、上司に自分を売り込む以外何もしていない。
  ・中間管理職を減らす。
■ウエルチのいう理想的な経営者
  ・部下を監視しない。
  ・下へ下へ権限を委ねる。
  ・競争に勝ち抜ける計画を、事業の責任者に立てさせる。
  ・どのように、いつ、どこに、どれだけの設備投資をするか、その決定を部下に任せる。
  優れた経営者は、自分より部下の方が、ビジネスの現実を理解し、市場がどうなっているかを把握して
  いるのが当然だ考える。
  従って、従業員の頭を抑えるのではなく、持てる力を存分に引き出し、リスクをおそれずに挑戦するよう
  励ます。


第四ステップ
ワークアウト(従業員を支援し、気持ちよく働けるようにすること)
■生産性向上、イノベーションのための問題解決に向けて、すべての授業員に問題解決への参加を呼び
  かける。
  ・競争相手に勝てる問題解決の手順を単純化せよ。
  ・全員参加。
   あらゆる人から良いアイデアを集めなくてはならない。
  強圧的な管理スタイル(M0型)やタテマエ重視の管理スタイル(M1型)は大きなマイナス。

■小さな会社のように動く
・小さな会社には明らかに有利な点がある。
  (1)部門間の壁がなく、意志疎通が図りやすい。(boundarylessness)
  (2)動きが早い。無駄が少ない。会議、承認、政治的駆け引き、書類作成等に費やす時間が少ない。
     躊躇が命取りになることを知っている。(speed)
  (3)階層が少ないと、リーダーの動きが鮮明になり、従業員も自由に発言し、知恵が出しやすくなる。
     (knowledge)

■エンパワーメント
  ・指示から権限の委譲へ。
  ・アメリカ経済は官僚主義によって弱体化する危険がある。
  ・アメリカの勤労者は生産性でもイノベーションでも、世界でもっとも優秀である。
  ・生産性に貢献する独創性やイノベーションのほとんどは、現場に密着している従業員がもっている。
 ・彼らのエネルギーと頭脳を活性化し、素朴な自信を活かさなければならない。
  ・現場で働く人たちのじゃまをしない。部下を信頼し、期待していることを告げたら脇に退き、あとは部下
   が存分に発揮できるようにせよ。


第五ステップ
シックスシグマ・プログラム
■経営革新の実際的な「武器」として、ウエルチは「シックスシグマ・プログラム」を取り上た。
  ・最初ウエルチはシックスシグマ運動は「集中的管理、官僚的、画一的評価」という側面が強いという理
  由で、自分の経営戦略に逆行するのではないかと懸念していた。
  ・後になって、モトローラ社等には大分遅れ、GMの成長、収益、社員の満足度向上を実現する武器とし     て、 「シックスシグマ・プログラム」の導入を決心。
  ・シックスシグマは100万回のオペレーションでミスはわずか3.4回というレベルを品質管理の水準にし
  ようとするもの。
  ・1980年代後半、日本の品質管理のレベルに対抗しようとして、米国企業は品質を最優先課題にする
  決断。
  ・ここに大変重要な視点がある。
  「米国は日本の品質管理は精密機械や車や電子機器といった製品だけで、製造すること以外に応用さ
  れていない、もし米国企業がビジネス全体のプロセス改善にまで応用できるなら、日本に勝てる」
  ・シックスシグマは、組織単位で課題を設定し、測定、分析、改善、管理のサイクルを回す、問題解決プ
  ログラム。
  ・ウエルチは「目標の設定とその達成に向けて」というスローガンのもとに、この問題解決プログラムの本
  質を全社員に正確に理解できるようにするために、研修を実施。
  ・このシックスシグマ運動がもたらした利益は、1998年で15億ドルを上回ると言われている。


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平成12年9月22日

ベルヒュード研究は
インターネット時代にどのような関わりを持っていくのか。

  5月の例会で話題にした「インターネット時代への対応度を見るチェックリスト」に近い企画で、この度日経ベンチャー・マイクロソフトが共同で発表した 「情報化先進度・診断2000」が手に入りましたので、皆さんに紹介しました。ここでも、「情報化の必要性が叫ばれていますが、ただヤミクモに最新鋭のコンピューターネットワークシステムを導入していることが情報化が進んでいるとは限らない」と言っています。そこで、ベルヒュード研究会がインターネット時代にどういう視点で関心があるのかをはっきりさせるデスカッションを行いました。
 
 情報化システムとしては、第一に経営の数字上の実態を正確にスピーディに把握し、経営判断に活用することを目的とした基幹系数字情報システムがあります。第二に経営全般に関連して文字化された情報を全体で共有化することによて、様々なビジネスの場面で作業の効率化をはかったり、あるいは問題解決のために価値あるナレッジ(知力)を創出していくことを目的とした情報系文字情報システムがあります。
 
 研究会としてはこの第二の「どのようなデータベースシステムをどのようにつくるか」、「それをどのように活用するか、特に共有化された文字情報(アナログ情報)をどのように処理し、問題解決の場面で価値あるナレジを創出するにはどのようにしたらいいか」についいて、独自の指導的役割を果たせるようにしていきたいと思っています。


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平成12年7月
 従来型企業を中心に、IT革命時代への対応の現状はどうなっているかを話題にしました。鈴木さんがコンピューティングシステムを中心に、経営にITを取り込む上での問題点や具体的な手順について原稿を書きました。近々ナレジマネジメントとの関連について話題を整理し、BMMで発信することにします。(名古屋)


平成12年5月19日(金)

 インターネット時代への対応が日本経済再生に不可欠である言われています。一つはIT関連産業の興隆です。一つは既存企業を中心にITを導入しての新たな成長の実現です。
 いずれも日本はアメリカ以上に可能性があるという願望的意見があります。一方で、規制や日本社会の価値観や国民性からいって難しいという意見もあります。経済学者の野口さん(東大教授)は、特に後者は絶望的に難しいという発言をしています。
 以上のような視点から、企業や個人の立場で
インターネット時代への対応度を見るチェックリストをつくる提案をしました。次回まとめる予定です。                                        (東京)


4月
 
アーバンプロヂュース社から発表の「インターネット時代のナレジマネジメント」についての論文を紹介しました。あわせて、メンバーズコーナー開設のPRを行いました。                          (東京)

 後藤さん、先日は信貴山の企画有り難うございました。朝のお勤めで「護摩を焚く」はじめての経験をしました。あらためてこれからの自分を見直す上で大変貴重な体験だったと思います。(井上)
先日の信貴山での交流会では楽しく勉強し、朝のお勤めにも参画しました。皆様には初めての体験でしたが、なにかを感じて戴いたようです。残念だったことには朝日が雨模様のため観られませんでしたが、そのかわり、ゆっくり皆様とコミニケーションできました。(後藤政子)
 なお、長田さんから研究会のテーマとして、「Eコマ−スへの実践的な取り組み」について提案がありました。大歓迎です。期待しています。(井上)
  信貴山では貴重な体験をさせていただき、ゆっくり話もでき参加してよかったと感謝しております。
その折り、『この会で何か「金もうけ」できることがないだろうか?例えば概念を図形化し、著作権登録するとか出版をするとか、あるいは研修コースを売り出すとかできないだろうか?そうすることにより共通の目的ができるのでは』とは申しました。
次回、5月25日には都合で参加できそうにありませんが、16日のご縁の会には出席しますので、その時お話できればと思っております。(長田)                                         (大阪)


3月 
 インターネット時代のナレジマネジメントの話を紹介しました。中西さんから子供たちの体験労働についての感想をまとめたCDを戴きました。次回の教材にするつもりです。                    (名古屋)


 加藤さんが研究会の視点で、連載を開始しました。豊富な海外でのビジネス経験から、楽しいエピソードを紹介したい旨の話がありました。                                           (東京)


2月18日(水)
 
 本年初の全体会合でしたので、皆さんからの近況報告を話題に交流を深めて戴きました。近代FP協会の木村誠さんと石原さんのご長男が初参加されました。今年は皆さんにSTの実践的トレーニングの場を提供できるよう企画を検討することになりました。                                      (東京)


1月19日(水)
 
 
事務局ミーティング 
  ・本年度の研究会開催日程を、次のように決定しました。

   2月18日(金)、
3月24日(金)、4月21日(金)、5月19日(金)、6月16日(金)、7月29日(土)、30日(日)、9月22日(金)、10月20日(金)、11月17日(金)、12月8日(金)                 (東京)


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平成11年12月

  準公開研究会という形で、「インターネット時代の経営」というタイトルで講演会を実施しました。来年度は一段とインターネット化への流れが加速すると予測されます。研究会としても、経済環境が大きく変わったという視点で、日本経済の復活のためにはM−5型組織経営の必然性を強調してきましたが、正直のところ、世間の反応はもう一つでした。しかし、ここにきて経済回復の見通しが依然として曖昧な中、インターネットによる情報革命の流れが顕著になってきました。企業の競争力や行政のあり方も、インターネットを武器にできるかどうかで大きく変わってくることが、大変わかりやすく語ることができるようになってきました。
 この意味で、多くの企業が単なる経営革新という一般的な話としてでなく、拡大路線時代の経営を精算し(3つの後始末を済ませ)、インターネット時代の流れにのって、新しい成長路線を実現して行くために、経営そのものをM−5型経営モデルに、り・モデリングしていかなければならなということについて、実際的な提言を行いました。                                                          (東京)

 宇佐美浩一さんから戴いた「ポートフォリオカード」(Lominger Limited Inc 版)をもとに、アメリカの優れた経営者、マネジャーに求められる「マネージメント、リーダーシップについての、5つの基本的コンセプト」を紹介しました。
 また、宇佐美さんから社員に期待する能力資産のまとめが紹介されました。鈴木孝裕 さんからは株式会社ウェブサーブの戦略的経営方針について、後ほど次のようなメールがありました。「先日の勉強会でご指摘ただいたことを思い出して、弊社の経営方針を一部修正いたしました。前回は、コンピュータシステムを通して、世の中に貢献することを目指しますと言う理念レベルで止まっていましたが、これからのインターネット活用を前提とした世の中に対して、我社は何を貢献すべきかという内容を付加しました」。                 (名古屋)

  
 NTTDoCoMoグループの多田さんから、ドコモ2010年ビジョンについての紹介があり  ました。主な内容は次の通りです。
 
  
主な内容
  
  2010年に向けて、「いつでも、どこでも、誰とても、何とでも」をキャッチフレーズに、人:120百万、自動車:100百万、自転車:60百万、携帯PC:50百万、自動販売機等10百万、ペット:20百万、合計360百万の需要予測を前提に、移動電話、双方向通信カーナビ、インターネット接続、双方向通信機能付き携帯情報端末等の移動通信サービスインフラを整備し、個人や企業の情報生活支援体制を実現していく。
 
 皆さんとのデスカッションでは、「情報の交信、発信、共有化では、マナーの問題以上に、一人一人の自己責任が前提となる。日本社会の情報化の発展には、この問題が大きな障害になるのではないか」という問題が提起されました。この問題提起を受けて、井上から事前に事務局の堀川さんを通して提案しておりました「インターネット時代の経営」(東京研究会で12月17日実施した講演)の話の一部を紹介しました。
 
 
主な内容

   「今後の企業間競争が、インターネットによる情報革命の流れに上手く乗れるかどうかで大きく左右されるようになる」とするならば、これは一つの仮説ですが、一つの課題は「インターネット時代の経営と社員の関係をどう再構築するか」です。
    ところで、経営がインターネットに真面目に取り組むならば、一人一人が主体的に自己責任で情報を収集し、発信し 、その結果企業内部や顧客の
「多様な情報」を全体で共有し合う、オープンでフラットでイーブンな組織をめざす」ことにつながります。
    こうした組織環境下で、どのようにして最適な意志決定を行い、どのようにして確かな実行体制をつくるかが、まさしくインターネット時代の経営課題になります。
   
    しかし、問題は確かにあります。果たしてこのような組織体制で、「情報発信の責任の問題はどうなるのか」、「一体責任ある経営は可能なのか」。
   ところで、先の仮説に立つならば、こうした組織環境だからこそ最適な経営ができるわけで、そのためには、「経営と個人の一体性の追求しかない」ということになるのではないでしょうか。
    インターネット時代だからこそ、この一体性が可能になるし、インターネットを強力な武器にするためには、この一体性を追求できなければなりません。2月に大阪研究会として開催して戴く講演会、シンポジウムでは、この一体性をどう追求するかについて具体的に問題にしてみたいと思います。              (大阪) 


11月
     
     紅葉が美しく、東京都民の命をあずかる水ガメ奥多摩湖の「水源涵養林の村・丹波山」で公開研究会
     を実施しました。
     初日は海抜1700メートルほどの柳沢峠まで上り、富士山、南アルプスから秩父山系を眺め、帰途峠
     のレストランで遅い昼食。
     夜は、村の青柳さんご夫妻を交えて、丹波山村の開発についていろいろアイデアを出し合いました。
     2日目は、資料館会議室で、「インターネット時代の経営と行政」について意見交換をしました。
     なお、当テーマに関連しては、現在執筆中です。次回も引き続き皆さんからの意見提供を希望します。
    加藤さんから、次のようなメールが寄せられました。

     今回の研修会に参加させて頂き有り難うございました。大変有意義な2日間でした。
     今回企画されたお世話をいただいた幹事の方には本当に感謝します。
     インターネットのお話は、大変分かりやすく納得のゆくものでした。Eメールのアドレスは頂いております
     ので、早速登録するとともにホームページの検討にも入ります。
     今回の話しについては、高校二年生の子供にも聞かせてやりました。インターネットには、興味を持っ
     ているようなので、平常あまり会話が少ないのですが、これから一緒に勉強できそうです。
     定期購読している週間東洋経済の11/20号が届いておりました。「IT革命 21世紀の衝撃」が特集
     されております。よいタイミングで大変参考になりそうです。じっくり読んでみたいと思います。
    
     青柳様のホスピタリティにも感激です。日本に昔からあった良さがあの丹波山には、残っているのです
     ね。私は初めての訪問でしたが、皆さんが何度も訪問される理由がよくわかりました。別途お礼状を出
     します。
     皆さんのバイタリティと酒豪ぶりには感心するとともに圧倒されて発言することも出来ないほどでしたが,
     素晴らしい二日間でした。また宜しくお願いします。 まずは御礼まで。                (東京)

10月
  
 
 富士ゼロックス京都の長田さんから、環境ビジネスの現状と動向についての発表がありました。新たな雇用創出の担い手となるかという副題で、豊富な資料をもとに、環境ビジネスの世界的な潮流としては、(!)資源循環型社会の構築、(2)自然環境の維持保全と生態系の回復、(3)環境保全型の経済社会へのパラダイム転換、(4)発展途上国の問題の対策に集約されるとしています。
   そして環境ビジネスが成功するためには、環境負荷を提言しながら発展できる経済社会の仕組み、国、自治体による環境政策の実施、国民の意識、行動の如何にかかっているというまとめがありました。
  具体的なビジネスとしては、インターネット時代にふさわしく、環境情報の収集と公開に関連するビジネスが先行するのではないかという感想を持ちました。                                 (大阪)


9月
   
      1 ベルヒュード研究会のネットワーク展開について、賛同を戴きました。
        平成11年10月スタートの予定を目途に、ホームページの運営、メールマ
        ガジン発行等の計画案を作成します。
      2 秋の公開研究会は、合宿に続いて、紅葉が美しく、多摩川の源流・丹波川
        が東西に流れ、都民の大切な水ガメ奥多摩湖に注ぐ、東京都の水源涵養
        林の村「丹波山村」で開催することが内定しました。事務局が中心になって
        素案を作成します。事前に丹波川の分水嶺を確認する登山も計画します。
              
      3 会終了後、残った8名で湯島から本郷の東大構内、三四郎の池を散歩し
        東大総合図書館前で記念撮影をしました。学生時代に戻った気分です。
        
        なお、斉藤正義さんから、夏の合宿に続いて、今後会の活動に積極的に
        参加して戴ける話を頂戴しました。(東京)


皆さんへ (井上)

 1 今回紹介しました「全体を5〜6ケの情報にまとめ、図解化する作業」は鳥瞰図をつくるようなプロセスにあ
   たります。
 2 全体を5〜6ケの情報にまとめる作業は、前々回紹介しました「課題コンセプト化のための創造的情報処
   理プロセス」にあたります。
 
   この二つは、経営トップにもっとも求められる能力だと思います。皆さんには技法として、是非マスターさ
   れることを希望します。

 3 宇佐美さんから戴いた「コアコンピータンス」の資料をもとに、早速経営者に求められる能力資産をまとめ
   てみたいと思います。
 
 4 今回チョット触れた「問題意識→現状把握→具体策→基本的課題→具体策の見直し→実行マスタープラ
   ン」のプロセスは、いろいろな場面に活用できるオーソドックスな問題解決フローとして大変有力な武器に
   なりうるものです。
 
   また、このフローをたどっていく上で、上記1,2の技法が不可欠になります。

 5 研究会のインターネット化については、皆さんに別途詳しく相談します。
 6 「ホームページが経営を変える」(仮称)の執筆については、鈴木さんに是非分担して欲しい部分があり
   ます。 


  
   研究会のインターネット化については、ある題材についてみんなで事前に意見を書き込み、それを発表
   できるような仕組みが出来ると良いと思いました。かしこまりました。この領域は私の専門分野ですの
   で、お任せください。
   共同執筆の件、かしこまりました。 どんなことでもお任せ下さい。ご迷惑にならないよう、頑張って原稿
   を書かせていただきます。本心は、前回出した本は2冊目でしたが、仕事をしながら1人で書く苦労は2
   度としたくないと思っていました。でも自分の考えを多くの方に聞いていただきたいと思うジレンマもあり
   ました。一部執筆と言う条件は、大変ありがたく思っております。 (鈴木)

 

    「問題意識(目的)→現状把握→具体策 →基本的課題→具体策の見直し→実行マスタープラン」のプ
   ロセスは、私がもっとも欲しかった情報です。
   最近、この方法を苦しんだ末に自然に使うようになってきてはいたんですが....。中学生の体験学習
   で、完全にこの手法でやってみて確信がもてたところでした。 (わかるのに10年もかかってしまいまし
   たが..)。本当にすごいタイミングですばらしい情報を頂きました!! (中西)

   研究会の中で感じたことを少しまとめてみようと思っています。 おかげで、これでさらに明確になりまし
   た。本当に感謝しております。このマネジメントサイクルをより明確に、より具体的な形でみなさんにフィー
   ドバックします。ご援助のほどよろしくお願いいたします。 (坪井)
   
   昨夜は大変示唆に富む言葉、井上先生はじめ皆さんからたくさん頂きまして大変有意義でした。せっかく
   ですから、次回の研究会までに自分のところの人材能力要件のガイドラインを(簡単なもの)を作成しま
   すので、出来ましたら御批評ください。 (宇佐美)                      (名古屋)


 
 
アカデミー・コンサルINCの高橋勝彦さんから、「企業経営における人的側面」というテ
 ーマで、次のような趣旨の話題提供がありました。

 1 日本経済の90年代はバブル崩壊の後始末に追われ、世界的な規模で進む新たな
   競争時代の中で、根本的な競争力回復の手だてを打てないできた。
 2 競争力回復のためには、人的資産の活用・育成・評価の問題が鍵となる。
   ・ 個人は自らの市場における人的資産価値を明確にし、業績貢献にふさわしい報
     酬を主張していく。
   ・ 企業は経営理念や目標を明確にし、個人の能力、適性、目標達成度を厳しく評
    価していく。しかし、評価のモノサシは、環境の変化に対応して柔軟でなければら
    ない。
   ・ 特に、企業は人的資産の効率的運用という視点から、人材のリストラ、ヘッドハ
     ンティング、中途採用、適性人材の定着化等の施策は、益々重要となり、労働
    市場で流動化は促進される。
 3 個人はこうした時代環境をよく理解し、自己実現に向けて業務能力の向上をめざさ
   なければならない。
   
     高橋さんの話を受けて、自己実現の目標や動機についてフリーデスカッションが
     ありました。ゼロックスの長田さんとリコーの塩田さんから、「知的な刺激を与えあ
     える人的なつながりを掴むことが、これからの人生の一つの生き甲斐になる」とい
     う趣旨の発言がありました。
   
    最後に、井上の方から皆さんの討議を受けて、ベルヒュード研究会のインターネットによるネットワー
     ク化を提案しました。
     イ ンターネット時代にあっては、もっとスケールの大きい、深い人的交流が可能であり、そのために
     はお互いメールやホームページを使って積極的に発信しあうことが不可欠だという話で締めくくらせ
     て戴きました。 (大阪)               


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