情報科学
Semi-Exact Science
について

  大分以前のことですが、ビジネス研究所の辻善之助さんグル−プとの情報処理技術をテ−マにした勉強会で、「情報科学には、Exact Science(精密科学)とSemi−Exact Science(半精密科学)がある」という問題が提起されました。


Exact Science
  「input−process−output 」のフロ−にあって、一連の情報の流れを見るとき、もし、「input情報」の信頼性がきわめて高いものであるならば、そのprocessはExactなものであればあるほど、「output」の信頼性も高くなる。その逆に、「input情報」の信頼性が低い場合は、「output」の信頼性も低くならざるを得ない。

 「第一変曲点」を迎え、今日の変化の激しさや多様化の問題を考える時、我々が抱えている問題の解決や将来の予測に当たって、手にできる「Input情報」の信頼性は、大変危ういものになってきている。
 
Semi−Exact Science
 
ここに、「input情報」の信頼性の曖昧さ、低さを修正し、カバ−して行くところの「Semi−Exactな情報処理プロセス」の方法が期待される由縁がある。

 今の時点で、我々がそれなりに手にできる大体の情報をもとに、おおよそ70点位の課題解決や将来予測ができる「Semi−Exact」な情報処理プロセスである。
 
 「M−5型問題解決技法」は、ベルヒュ−ド研究会が独自に体系化したアナログ情報の収集と処理をベースにした「Semi−Exact Science」的な問題解決技法である。


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