フクシマ復興応援ネットワーク  

福島だて農場の設営


自然栽培が可能な
土壌づくり補強策の実施

 



やぶ田ファームからのアドバイス
作物の根張りを良くするための
基本は、土壌の団粒化!

 現在、慣行農法を長く続けてきた畑の土壌を肥料も農薬も使わない自然農法が可能な、微生物が豊かに棲息する「団粒構造」の土壌に転換する方法の検討と実施に注力しています。
 基本は、微生物と作物が共棲する土壌内環境をつくり、微生物群を活性化させ、微生物の分泌液で土壌の団粒化を促進することにつきます。

現在やぶ田フアームと相談し、
次の2点について検討実施中です。

@先ず、作物が根を伸ばすことができるよう、「有材心土破砕」の追加手段と
 して、作土層を細かく粉砕し、疏水材「わら」を埋め込む。
Aさらに、「微生物の繁殖→作物根の伸長→微生物の繁殖」という微生物と作
 物が共棲する「団粒構造」の土壌のづくりを補強する手段として、「フルボ
 酸関係資材」を活用する。

「フルボ酸関連資材」を活用した、
 団粒構造の土壌づくりの「補強策」の実施

実施フロー
@先ず、作付表層部の頑固な土壌魂を粉砕し、「疏水材」としてのわらや草の
 埋め込を追加する「
有材心土破砕」を再度実施する。
A「
山川プログラム」の一環として、「光合成菌」を再度散布し、土壌内微生
 群を活性化させ、「土壌の団粒化」を促す。
Bさらに、団粒構造の
 土壌づくりの「補強
 策」として、
フルボ
 酸自然堆肥
フルボ
 酸培養液
シリケー
 ト
を混入し、畝に埋
 め込む。
 
 備考
 ○フルボ酸自然堆肥
  で土壌内の有機物
  不足を補う。
 ○「フルボ酸培養液」は、有機物の腐食化を促進し、腐植前駆物質「フルボ
  酸」の生成を促す。    
 ○「シリケート」は土壌内微生物の生息に必要な物質で、有機物質を腐食化
  を促進し、微生物の繁殖に欠かせない良質な「フルボ酸」の生成を促す。
 ○「フルボ酸」で土壌内のミネラル栄養成分のイオン化が促進され、作物に
  吸収されやすくなるという効果も期待できる。

土壌の「団粒化」で
微生物と作物の共棲関係が生まれる!


@「
有材心土破砕」と「山川プログラム」の実施、および補強策「フルボ酸関
 連資材
」の投入によって、
 ○土壌内微生物群が活性化され、分泌する粘液が増大し、
 ○細かい土壌がくっつきあい、小さな塊になり、団粒化が進む。

A作物は、団粒化で柔らかくなった作土層に深く根を伸ばし、微生物から養分
 を吸収し、微生物も作物の根から養分を吸収しあうという「微生物と作物の
 永続的な共棲関係」が生まれる。
 この共棲関係によって、土壌の団粒化も進む。 

自然栽培のための
土壌の団粒構造化についての基本的知識

■団粒構造の土壌
○団粒構造の土壌は、
微生物が有機物を分解する際に出す粘液で、土の粒子が
 互いにくっつきあってできたものである。
○団粒構造の土壌では、一旦狭い毛管を通して内部にしみ込んだ水は内部に貯
 められる。一方、団粒と団粒との間には、わらや草の疏水材の存在し、大き
 なすきまがあり、水は流れ落ち易いことが「団粒構造の土壌は水もちがよく
 て、水はけがよい」と言われる所以である。
○微生物の繁殖で作物根が伸長し、作物根の伸長で微生物が繁殖するという、
 微生物と作物が共棲できる環境として、水もちがよく、水はけがよい「団粒
 構造の土壌づくり」が不可欠である。

■「団粒構造」の土壌内部では
 作物と微生物がともに活性化しあっている!
○土壌内部には、岩石が雨や作物の根から出る分泌物で風化され放出されたミ
 ネラルが存在し、作物はこれを養分として吸収し、成長する。
○土壌内部の有機物が腐食する過程で、「腐植前駆物質;フルボ酸」が生成さ
 れ、腐食が促進され、土壌内微生物群の繁殖が活発化する。
○土壌内微生物群の繁殖で、有機物を腐食する際に出す粘液量が増大し、土の
 粒子が互いにくっつきあう団粒化が進む。

作物は、作土層の団粒化で深く根を張り易くなり、微生物と共存し、微生物
 の養分となる「炭水化物やアミノ酸、有機酸」等の有機物を分泌する。
○微生物は、作物根の周りに集まり、根から分泌される栄養分を吸収するが、
 一方で、「アミノ酸や塩基類その他ビタミン」類を分泌し、作物の成長を促
 す。
○土壌に化学肥料や有機肥料を供給すれば、野菜は根を深く張る必要がなく、
 野菜の根は小さくなる。さらに、微生物との共存も必要なくなり、微生物の
 餌となる
有機物の分泌が停滞し、いずれ土の中の有機物が不足してくる。

○「
有材心土破砕と「山川プログラム」に加えて、「フルボ酸関連土壌づく
 り補強策」を実施することで、土壌の団粒構造化が促進されるとともに、土
 壌内のミネラル栄養成分のイオン化が促進され、作物に吸収されやすくなる
 という効果も期待できる。


 ハウス内に絞った
土壌づくり補強策の実施フロー

 この夏の露地栽培では、トマト、かぼちゃ、小松菜、枝豆、きゅうり、なす等ある程度の収穫が見込めるところまできています。これまでの「団粒構造」の土壌づくり、硬く踏み締められた粘土質の表面作土層の粉砕等の効果が出ていると考えられます。
 
 今後は、自然栽培の収穫増に向けて、現時点で確保できている「フルボ酸関連資材」を使って、「有材心土破砕と「山川プログラム」を完全実施した「ハウス内土壌」に絞り、次の通り、「フルボ酸関連土壌づくり補強策」を実施し、土壌の団粒構造化の促進効果を確認することにしました。


実施フロー
@畑全体へのフルボ酸培養希釈液の散布する。
 初回;100〜200ml/1000u、回
 費用:5000円/500ml 

A「有材心土破砕」と同時進行で「光合
 成菌」を散布する。
B「シリケート」、「フルボ酸パーク堆
 肥」に少量「フルボ酸培養希釈液」を
 混入し、畝全体に鋤き込む。
 ○シリケート
  初回:10Kg/1000u
  費用:5000円/10Kg
 ○フルボ酸パーク堆肥 
  初回:1000Kg/1000u
  費用:1000円/40Kg  




「フルボ酸自然堆肥」とは

■「フルボ酸自然堆肥」とは、腐葉植物を完全腐食させる直前の工程で生成した「フルボ酸液」を剪定枝葉に吸収させ、堆肥化したものである。




■「フルボ酸」の働き
 ○植物の成長には土壌内のミネラルの吸収が不可欠であるが、植物は
  イオン化されたミネラルでなければ吸収できない。
 ○フルボ酸にはミネラルをイオン化する働きがあり、植物のミネラル
  吸収を容易にし、早期育成を可能とする。
 ○フルボ酸は土壌の団粒構造化を促進し、年毎に自然やさいの収穫増
  が実現できる。

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